『”文学少女”と繋がれた愚者』(70/120)

  • 動機

“文学少女”と死にたがりの道化』と同じ

  • 感想

元ネタは武者小路実篤の「友情」ですが前回よりも元ネタ比率が少なめな感じ。死にたがりの道化の竹田さんが再登場してたり前から出てた芥川君がメインになってたりと続けて読んでるとにやりとできて良いです。
演劇したりとかするけど芥川くんの回想が一番好き。暗くて。あと甘酸っぱいっていうより苦酸っぱい感じで。相変わらず私は遠子があんまり好きじゃないんだなぁと再確認したりと。以下ネタバレ反転 美羽が生きてるってのは予想外だったなぁ。この手の設定は大抵死んでるものだと決め付けてた。


まぁ引用してる小説も本編も良かったです。陰鬱な感じが。

“文学少女”と繋がれた愚者 (ファミ通文庫)

“文学少女”と繋がれた愚者 (ファミ通文庫)