キノの旅―The beautiful world (9)感想
久し振りのキノの旅の新刊です。
いつも通り微妙に黒い話でした。話の数が多くて一つ一つは書けないので特に面白かったものの感想だけ。
- 題名の無い巻頭カラーの話
んー、オチがある程度予想できる内容でした。短いですしそういう風に書いてるのかもしれませんけど。
でもこういう話は好き。自分がこんな感じだからかなぁ。
- 悲しみの中で・a・b
黒いです。個人的には一番黒い気がしました。エピローグの国の人の台詞が素敵でした。
- 電波の国
現実でも有りそうな感じの話。この話の内容と同じような事を言ってる人は多いんじゃないでしょうか。
- 殺す国
「悲しみの中で」の次に黒いような気がする話。極端過ぎる気もしますけど無いとも言い切れない気がします。
- 続・戦車の話
切ない話。子供たちがいい人、戦車もいい人(?)
キノの旅〈9〉the Beautiful World (電撃文庫)
- 作者: 時雨沢恵一,黒星紅白
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2005/10
- メディア: 文庫
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