RE:凪野アオイ 超高速機動粒子炉船 春一番

  • 動機

あー、なんだ、その、こう、電波を受信したとかそんな感じで。
真面目に言うとタイトルの“RE:”っていうのと、私がSFっつかスペオペっぽいのが読みたくなったんだ。それだけだ。別に主人公の外見とかじゃないぞホントだぞ。

  • あらすじもどき

遠い未来。13歳の凪野アオイは、記憶を消された敗残兵「RE」として超小型戦闘船「春一番」に配属となる。個性的な乗組員たちのなかでアオイは、超絶的な戦闘能力を発揮しながらも、記憶がない故の自信のなさから、自分の居場所を見つけられない。そんななか、謎の女性ナナの登場により明かされてゆくアオイの過去。アオイは自分の存在理由を知るが??。第6回えんため大賞「佳作」受賞作は、僕である君におくるハートフル・ストーリー。

まぁAmazon様からコピペとかですよ。此処は基本読み飛ばし推奨だ。
っていうかSFっぽさがいい感じじゃないっすか?記憶の無い主人公とか大好き、だから。

  • 本編

うん、スペオペじゃない?戦闘機出るし。


まぁそんな投げやりな出だしですが閑話休題
記憶の無い主人公とハートフルなみんながふれあう+スペオペ、みたいな。主人公のアオイが基本へタレなんで周りが頼もしく見えるぜハニィ。でも船長は適当過ぎだと思います。


登場人物は5人+1機。まぁ序盤なんか全員男で、増えても1人くらいっていう圧倒的に男が多い世界観。もういつBLが始まるか内心ドッキドキでした。まぁこのネタも鮮度が落ち気味ですね。
まぁ男多なのに、嫌な言い方をするとまぁ属性ですが、これもオーソドックスに“(性格的に)不器用なメカニック”“冷徹な副長”*1“温厚な船長”な感じ。あああと主人公は技術屋じゃないアムロ、まぁ性格はもっと受けっつうかヘタレっぽいけど。やってることとかがソレにしか見えない漢のサガよ。


女キャラは略。自分の目で確かめるがよいわ。*2


まぁ終盤で登場人物全員に見せ場が有るのはいい感じでした。あと主人公が(バキューン)だったのは最高だと思いました。*3なんていうか国崎最高


気になったところは、かなり最初の部分で展開が予想できちゃうかもな所と、アクションシーンとか緊張感を煽る描写があんまりないっぽいところ。まぁ船長のキャラ性の事も有ると思うんですけどそんな感じ。緊張感がないっつうか。



ああキャラ別は略。別にエロゲでもねえし。

  • 総括

特別すげえ面白いわけでもないけどつまんないわけでもない感じ。強いて言うならば学校の図書館で何となく読み終わってそのまま次の本に躊躇なく行けるくらいの面白さ。いやよくわかんない表現ですが。


っていうか書いてる人が40歳の女性っていうのが気になりました。
前回書いた『走って帰ろう!』の作者さんもそのくらいの年齢っぽいんですよ。ラノベなのに、新人賞なのに、若さってなんぞや?振り向かない事だけなんですか?宇宙刑事もビックリですよ。

まぁコレはなんとなく思っただけで深い意味とかはありません。気にせずゴーゴー。

RE:凪野アオイ―超高速機動粒子炉船 春一番 (ファミ通文庫)

RE:凪野アオイ―超高速機動粒子炉船 春一番 (ファミ通文庫)

*1:ようするにツンデレ

*2:ぶっちゃけネタバレするし

*3:SE付きだとおもいねぇ