わたしたちの田村くん
- 動機
急にベタなラブコメなラノベが読みたくなったから。というのは建前で、「クールなツンドラ系」っていうよくわかんないモノを確かめようっていう知的探究心を満たすためにはしょうがなかったんですよぅ。信じてくださいよう。
あ、絵が好きな感じだってのもありますけど(しれっと)
- 内容
こっぴぺ
「中学生活最後の夏」という魅惑のフレーズに浮かれるクラスから取り残されていた田村くんの前に現れたのは、進路調査票に「故郷の星へ帰る」と書き続ける不思議少女系、松沢小巻だった。受験直前のバレンタインデー、田村くんの部屋に投石して窓を粉砕&チョコを誤爆したのは、学年随一の美少女にしてクールなツンドラ系、相馬広香だった。そんな変わり者の女の子二人と、空回りしながら奮闘する田村くんが贈る、おかしくてちょっと切ないラブコメディー。「電撃hp」で人気の『うさぎホームシック』『氷点下エクソダス』に、田村をそそのかす男・高浦とその奇妙な妹を描く番外編を加えて待望の文庫化。
っていう感じ。以下各話感想
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- 『うさぎホームシック』
別名不思議少女系、松沢小巻編。まぁ“私宇宙人なんです”的分かり易い不思議ちゃんヒロインっつう感じ。
主人公のテンションが無駄に高いのが特徴。んな田中ロミオさん主人公みたいなエキセントリック少年な言動行動のクセに何が地味キャラじゃ。なめんなコラ。
つーか
「あからさまに非モテ・・・・・・・・・っ」
ざわ・・・・・・ざわ・・・・・
っつーのは何処のカ○ジとか○カギですか。アゴとんがりますよ限定じゃんけんとかでもするのかっつう話。っていうか非モテて。
閑話休題、ヒロインの松澤小巻の言動があからさまに不思議ちゃんでなく、そうである理由も書かれてたんで不思議ちゃん嫌いの私も拒否反応がたいしてでなかったのでよかったです。
でも最後のアレはどうかと思います。流石にイタイ気がしてしょうがありません。というか勘弁して下さい。
でも次の話に繋げれる終わり方で素敵だと思います。主人公生殺しなあたりがステキですね。
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- 『氷点下エクソダス』
別名学年随一の美少女にしてクールなツンドラ系、相馬広香編。まぁエロゲ的パラレルワールドとかそういうんじゃなくて『うさぎホームシック』から続いてる話。
まぁツンデレに優しくしたら懐かれました系?
主人公が鈍感なのも弁当を作ったり迎えに来たりするのもお約束。えっ?それなんてエロゲ?
ヒロイン役の相馬広香がツンデレしからぬツンドラ系らしいんですが、ぶっちゃけソレが発揮されるのは極々極々少ないのでツンドラどころかツンも少ねえ体たらくですよ。でもデレはツンデレな感じのデレ方だったんで私は満足です。というかこう加虐心をくすぐる反応でハァハァ。まぁ良いヒロインだと思います。弱さとか。
っていうかその終わり方はずりぃーよーよーよーよー(エコー)
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- 番外編『高浦さん家の家族計画』
親友・高浦なんとかとその義妹の話。っていうかこの2人の性格とかがあんま好きくないんで適当に。
まぁ魔女っ娘気取りの痛い義妹とお節介焼き知りたがりの親友さんの話。っていうかめんどくなったから知りたきゃ自分で読め。
- 総括
普通に良いラブコメでした。主人公が何気に熱いのもグッドさ。
というか書き方っつうか展開とかがすっげえエロゲっぽいのな。ていうかエロゲのしなりおじゃねえのコレ?っていうかエロゲでやらせろ。
- 作者: 竹宮ゆゆこ,ヤス
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2005/06
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