『さよなら妖精』(30/120)
- 動機
夏季限定〜を読んだ直後に本屋で状態の良さそうで、しかも「犬はどこだ」と一緒にならんでたから、つい。
- 感想
遠い国からやってきたはるばるおれたちの街にやって来た少女、マーヤ。彼女と過ごす、謎に満ちた日常。そして彼女が帰国した後、おれたちの最大の謎解きが始まる。
という話。アマゾン引用でちょう手抜きなのは見逃すのこと。
たどたどしい感じのマーヤの喋り方はよかった。でもなんか裏があるようで怖かった。やばいやばいマジこわい。
主人公が無気力くんでもなんでもない、というか個性があんまりない感じだったので、というか主人公の心理描写よかまわりの描写が多くてイマイチ感情移入できない感じでした。主人公に限った話じゃなくて他の登場人物も古典部とか四季限定のときよりも人物の個性がなくて掴みづらいっていうかなんていうか。
ラストは良かった。せつないせつない超せつない。
うん、つまんなくはなかったけど文庫の話の方が好きだなぁ。
- 作者: 米澤穂信
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2004/02
- メディア: 単行本
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