pulp I
- 動機
どこだったかの日記で「桜庭一樹さんの話っぽい」って言ってたからさ。若干その動機ってどうさ?とか思ったのは秘密だ。
- ストーリー
あらすじコピペ。
父親の暴力、自傷する悪癖、退屈な日常、ザラついた毎日―。リストカットで生を実感する少女・嬢は、ある晩通り魔に襲われたところを一人の美少年に助けられる。闇に煌く日本刀。少年の冷たい眼差し。恐怖しながらも強烈に惹かれるものを感じた嬢は、彼ならきっとこんな世界から自分を連れ出してくれると確信するのだが…!!不器用に己の生を模索する少女と、異常を生きる少年の出会い、そして―。愛と狂気と暴力のセンチメンタルストーリー。
って感じ?っていうかセンチメンタルストーリーとかって久し振りに聞く単語だねコレ。
まぁあらすじ通りっちゃあらすじ通りでした。
話はでっかい陰謀に立ち向かう主人公達系で主人公巻き込まれ型。微妙にミステリ風味?まぁトリックは分かり易いっちゃ分かり易い。
主人公の嬢の一人称で進んでくんですが、嬢が淡々としているからなのか描写が少ない、っつうかなんつうか。まぁあんまり気にはならないんですがそんな感じ。
まぁ少女分は少なめかなぁ。リスカ云々は私みたいなアッタマの悪い人間にはよくわからないんじゃないすかね?
ああ、あと日本刀の少年は思ったよりも普通。ラストのあの描写が逆に不自然に見えました。
あと喫茶のマスターは若すぎると思います。こう、もっとおヒゲがダンディーなのを期待してたんですが。
イラストは隼優紀さんっていう人らしいんですが、好きな絵柄でよかったです。黒髪ロングが好き好き大好き超愛してる。ね。
何個か解決っつうか開示されてない情報があったんですが、何か3巻まで出るらしいんで全部読んでから総感想書くと思いました。
- 作者: 森橋ビンゴ,隼優紀
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2005/12/24
- メディア: 文庫
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