暗黒神話体系シリーズ クトゥルー3
- 動機
いやほらクトゥルーだしさ。しょうがなくない?
- 内容
まぁ色んなクトゥルー神話作品の詰め合わせみたいなこのシリーズですが、今回は普通に色々入ってました。オーガスト・ダーレス氏オンリーとか面白い事にはなってばいんですね。
収録作品は
- カルコサの住人
- 黄の印
- 彼方からのもの
- 邪神の足音
- 暗黒のファラオの神殿
- サンドウィン館の怪
- 妖術師の帰還
- 丘の夜鷹
- 銀の鍵の門を越えて
の9作。各筆者はめんどいんで略。
まぁ内容とかはんな真新しいもんでもないんで略。違うのって話運びの好みくらいじゃない?
あー、丘の夜鷹はあんま面白くなかった気がしますよ。
逆に本家HPLの「銀の鍵の門を越えて」と、誰だったか忘れたっつうかめんどいんで書かないんですが「カルコサの住人」「彼方からのもの」が好きな雰囲気でした。特に銀の鍵の〜が。
っつうかさ、どの話だったか忘れたんですけど呪文の中に
「いあ! いあ! ろいがあ! うぐう! しゅぶ・にぐらす!」
っつうのがあってビックリ仰天ですよ。大手Key作品Kanonのあゆの「うぐぅ」というのはぶつかった相手を邪神様のお力でぶち殺そうっつう考え、つまりKanonっつうのはクトゥルー神話が元だったんだよ!
- 総括
という妄想があふれ出すほどのコズミックホラー。満足じゃぁ。
- 作者: H・P・ラヴクラフト,大滝啓裕
- 出版社/メーカー: 青心社
- 発売日: 1989/01/01
- メディア: 文庫
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