『レジンキャストミルク』(5/120)
- 動機
タイトルの響きが気に入ったのと、浅井ラボさんのブログで作者さんと浅井さんの掛け合いが載っててそれが面白かったから。
- 感想
日常を大切にしようとする主人公が、仇から日常生活を脅かされたりする話。まだ一冊目だし解説交えながら始まりを書いてて期待させる流れ。所要キャラ6名位のうち2人が出てこない*1のも同じく。
あと「虚軸」と書いて『キャスト』と読ませるような表現が一杯出てきました。いいところは良いのだけど、多すぎて食傷気味な印象です。でも好きです。
ネーミングセンスとかも【無限回廊】(エターナルアイドル)とか【有識分体】(分裂病)とか【全一】(オール・イン・ワン)とか【矮小関数】(オンリーF)とか【壊れた万華鏡】(ディレイドカレイド)とか。異能ラノベっぽくてスキスキスー。
なんか初期のいーちゃんライクに主人公が罵られるけどこっちはフォローが入りました。冒頭の“少女は武器を持っているものとする”とオール・イン・ワンのくだりはいい感じでした。
というかその手の大仰な台詞が多かったです。
- 作者: 藤原祐,椋本夏夜
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2005/09/01
- メディア: 文庫
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*1:話には出る