『School Days』(ネタバレあり)
※今日のは、まぁアレなゲームなので嫌な人は続きを読まないほうがいいです。一応最近は本ばっかりだったので。
- 動機
Summer Daysをやるために、というかマイフィルの人がやってるの見てやりたくなったから。
- 感想
全EDコンプはしてないです。「鮮血の結末」「永遠に」「我が子へ」「刹那の想い」「ババロア(刹那ED)」「セックスフレンド」「みんなの誠」の7つ。
活字じゃないので描写とかはあんまりよくわからなかったんですが、全編アニメーションと言っても口だけ動く止め絵がメインであんまりグリグリ動かないのでアニメーションの実感は薄いです。エロシーンはガンガン動きます。相変わらずスキップかけるのでパッとしかみてませんけど。
とりあえず登場人物別に感想を。
誠や世界とは隣のクラスの1年4組。人目を引く容姿のために、昔から男性恐怖症の気がある大人しく引っ込み思案な性格の少女。クラスの女子一同から嫌われている。
遠目で見ている誠のことを気にしていたが、世界の仲介があり、誠の告白を受け入れた。
この引用ままのヒロインだったらこのゲームがどんな風になったかは想像もつきませんね。
言葉様なんてあだ名が付くくらい、まぁEDのせいもあるんですけど、行動がストーカーというか若干アレっていうか。
たとえ主人公から「別れよう」って言われても、主人公と世界がキスしているところに鉢合わせしても、たとえ主人公と世界がにゃんにゃんしている現場を押さえても、言葉が主人公と付き合うことを快く思わない女子連中にけしかけられた男子からファックされても、魔法の言葉『誠くんはわたしの彼氏ですから』で、もしくは『ちょっと魔が差して』『今はちょっと喧嘩してるだけで本当はわたしのことが好きなんです』とかで全て解決。できると思ってるストーカー、もしくはキチガイ。*1
「鮮血の結末」と「永遠に」でものすごーいご活躍をなさるので言葉様っていうあだ名らしいです。EDについては後で書きます。
1年3組で、誠のクラスメイト。クラスの中では明るくムードメーカーで、やや小うるさいとも言われている。
前からずっと好きだったことを押し隠して主人公と言葉をくっつけようとし、でも主人公が自分の事を見てくれがちになると気持ちを抑えきれなくなりがちな恋する女の子。と、これだけだと普通のヒロインっぽい設定で終わるのですけどそれで終わってたら私このゲームやってませんってくらい。他の全員に言えることですけど。
表面上は言葉と付き合っている主人公とセックスフレンド+恋人+愛人÷3みたいな関係をずるずると続けることによって既成事実を積み上げて奪おうとしたり、自分の友人を利用して間接的に言葉へのいじめがエスカレートするよう仕向けたり、「私、桂さん(言葉)と友達になっちゃった!」なんて主人公には言っているくせに行動を見るとちっとも友達だと思っていなさそうだったりと非常にアレ。まー現実にいそうですけどたぶんいません。
少なくとも三角関係の原因は主人公にもありますけどコイツが占める割合も大きい気がします。まー正直な話嫌いです。でも「我が子へ」で主人公を刺したときだけ株が上がった人。あと「世界」って聞くとしばらくはこいつの顔が出てきます。
引用とか要らないにも程があるくらいのクズ。ウンコクズ+へタレってのが私の評価。
ナチュラルにクズなんで東鳩2のささらルートの主人公ほどには腹が立ちませんでしたが絶対こっちのほうがクズだと思いました。人間的に。
こいつがどんな行動をするかは本編やったらよくわかるのでやってください。ホントひどいです。
このヘタレとクズに満ち溢れたゲームで唯一のまともなキャラ。
友人の為に身を引いたり、自分がほんとうは好きな人と親友がつきあうのを応援したり、このイカレタ世界ではひじょーにまともっていうか光り輝いて見えます。いうならば砂漠のオアシス。
これも本編やってもらった方がよくわかります。めんどいからってこうやって言うわけじゃないですよええ。
- ED
とりあえず見たED、というか6話の中では『ババロア』とどっちにするか悩んだんですけど『鮮血の結末』が一番好きです。言葉が世界を鋸で首を裂いて殺すED。目の光の照り返し? がない瞳が好きなのでその分の僅差で。
いやーなんていうかその、一応話にはヒロインが他ヒロインを殺すEDがあるっていうのはネットで見てて、殺し方っていうのが本当は「首に鋸をそえて全力で引く」なのにどこでどう間違ったのか「主人公の家でヒロインを待ち構えてて鋸でギコギコやってバラバラにする」っていうのだと思ってたので、そこまでこれは凄いなぁ、って思えなかったのが残念でした。あれはあれでインパクトあったですけど。ベランダと世界を殺した後での哄笑というか狂笑は絵と相まってよかったです。
『永遠に』も好きです。地面に直撃する直前でスローになって髪がなびいて?いるとことか。
音楽はBGMは普通でした。どこかで聞いたことがありそうなよくある感じ。ヴォーカル曲は数が豊富で、ある程度名前の知られてる人ばかりらしいので良いらしいです。いとうかなこさんしかよくしらないので。鮮血の結末のEDの曲でもある「悲しみの向こうへ」が好きです。
- 総括
非常によかったです。バッドエンドの展開とかが。Summer Daysは刹那メインらしいのであの酷いバッドにいかなさそうではあるんですけど、どうしても期待してしまうのが人の業だと私は思ったのです。
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*1:になる可能性があるっていうだけです